2011 年 07 月

浅草「アミューズ・ミュージアム」で定期的に開催されている「編集者的酒場ゼミナール」。前回に次いで、今回も参加してきた。

編集者的酒場ゼミナールとは、
ちゃぶ台座敷でしこたま食べて飲んで場があったまったと​ころで、
座談会が始まるスタイルのなんとも楽しいスタイルのゼミナール​。

主催の石黒謙吾さんもみんなと交じってビールをグビグ​ビ。

今回の対談の相手は、書評家の豊崎由美さん
なぜか​トヨザキ社長と呼ばれています。

彼女の第一声は、「今日の私は不機嫌です」

その理由の一つは、会場受付に○○があって、△△がなかったこと。
「遠くから呼んでおいて、こんな仕打ちをするもんですかねぇ」と痛烈な一言。
みんな笑ってますけどね。

そしてもう一つは、芥川賞、直木賞の選考について。
いやあ、小気味のいい話でした。

それから話は社長の経歴になり、「ライターをなめんなよ」とも。
いくら編集者の企画がよくても、
ライターがいなければ雑誌なんかできやしないんだからと。

すべてはとても書けないのだけれど、めちゃくちゃ面白かった。

次回は?
カレー番長登場のようです。

7月7日から始まった第18回東京国際ブックフェアに行ってきた。午前中から三時間あまりをかけて、やっと一階ブースを覗けた程度。東京ビックサイトの展示会ですべてを回りきったことなど一度もないが、今回もまた駆け足で。

トータルなインプレッションとしては、電子書籍系→とても元気。出版系→静か。そんな感じだ。

電子書籍系のさまざまなアプリやプラットホーム、ソリューションは、いろいろあってすべてを見て回れたわけではないけれど、総じて、結局はiPad登場以上のどきどき感を与えてくれるものはなかったように思う。ま、iPhone、iPadでこんなことができますって展示が主だから仕方ないのかもしれないけど。

個人的に面白かったのは、どちらかというと電子カタログの分野。とても気になった二つのアプリ。惜しいなぁ、窓系でしか動かない。ま、そっちが主流じゃなきゃ儲からないんだろうけど。そのうち一つの会社は、ここだけの話、アプリを導入していただいたら窓系マシンを提供しますと言っていた。ほほうぉ。

そんな中、林檎でもできそうだったのがHTML5とjavaで動く電子カタログ。これはよさげ。パンフは既になくなっていて後日送ってもらえるとか。

なかなか面白かったな。

去る6月20日(月)、無事、間借り食堂開催されました。
ずいぶん遅い報告になりましたが、バタバタしちゃって……。

定員を上回る参加のご希望をいただき、ありがとうございました。
今回、ご参加いただけなかった皆さま、次回ぜひ!

当日は、18名(弊社スタッフ含)のご参加をいただき、有賀酒造の「虎マッコリ」で乾杯!のあと、まがいもの店長の「他己紹介」でスタート!でも、けっこう紹介すべき内容をすっ飛ばしてしまいました。時間をかけずにサクッとと思いすぎてしまって。

エンジニア、グラフィック&Webデザイナー、カメラマン、IT企業にお勤めの方、金融コンサル系のお仕事をされている女性、広告代理店、プロダクションの方など、みなさんの接点があるのか、ないのか。

どんな雰囲気になるのかって思っていたら、最初から炸裂!
あっという間に話が弾む状態になって、こちらとしては一安心。

今回は東日本大震災で壊滅的な被害を受けた木の屋石巻水産松友さんにご出席いただきました。

復興の第一歩として石巻の津波跡からレスキューした「希望の缶詰」を祐天寺ダイナーに料理をしてもらって楽しみつつ、松友さんから被災の現実、木の屋石巻水産の缶詰に対するこだわり、そしてこの希望の缶詰がもつ意味などを語っていただきながら交流を深める一夜となりました。

あっという間に過ぎた時間。「もうちょっと飲みたい」「金曜日ならよかったのに」などのご意見もいただきましたが、それは次回に生かす貴重なご意見としてしかと承りマッコリ(笑)。

最後に松友さんにご挨拶いただき、お土産希望缶の販売タイム。
さらに、千葉県・千倉でガラス工房「GlassFish」を主宰する知人の大場匠さんにご提供いただいた「HOPEペンダント」も同時頒布。@200円が彼がはじめた被災地支援プログラム「HEART PROJECT」に組み込まれるというものです。

缶詰はあっという間に完売。ペンダントもお一人で二つ買っていただいた方もいらして、おかげさまでご好評いただきました。

ありがとうございました!

最後の最後には、お店からおにぎりのお土産もいただいて終了!

ご参加のみなさま、木の屋石巻水産・松友さま、祐天寺ダイナーの森田さん、そしてペンダントをご提供いただいた大場さん、本当にありがとうございました。

次回、またお集まりくださいませ!

【間借り食堂】の趣旨はこちら

おいしいものを囲んでモグモグ・ワイワイ。
そうして、昨日まで知らなかった人たちと出会ったり、友達になったり。
そんな場所を自分たちでつくりたくて、食堂を開きました。
といっても、おいしいお店をあちこち巻き込んでは間借りしちゃおうという、
なんとも都合のいい食堂です。
むずかしい決まりごとも、ここにはありません。
ゆる〜くほっこり、みんながにこにこ集まれる場所にしたいと思います。
まがいもの店長がごあんないします。