2011 年 12 月


対談前にビール!の石黒さん

毎度お馴染み石黒謙吾さん「編集者的酒場ゼミナール」にお邪魔してきた。
第6回、第7回と都合が悪くしばらくぶりの参加。今回のゲストは「負け美女」のフレーズで売り出し中の犬山紙子さん。このイベントの面白いところは、対談前にみんなで飲んで話して座がゆるくなるところだ。私もビール二本(銘柄がちょっと気に入らないけど 笑)にワインをたっぷり注いでもらって三杯。サラダに海老のフリットにエスニックカレーを楽しんでご機嫌だ。

同じちゃぶ台を囲むのは、まったく初めての人ばかり。三人の女性は犬山さんの大ファンということで、普段は知り合えないタイプの人たち。左隣にはライターであり総合格闘技家でもある男性。いやぁ、こちらもなかなか知り合えない方なので面白い。

対談自体ももちろん飲みながら。
犬山さんは、石黒さんが彼女のツイッターが面白くて声をかけたというのだから、世の中分からない。そしてできた本が『負け美女 ルックスが仇になる』らしいのだ。

でも、話はそちら方向よりもプライベートの周辺へ。
「私がつき合った男性は全員鬱になりました」
「ゲームオタクです」
とか、とか。

ま、そんなこんなで浅草の夜は更けて。
来年もまたこのイベント、続いて欲しい。

第1回「祐天寺ダイナー」第2回「ホテルCLASKA」とおよそ3か月に1回のペースで開催してきたイベント「間借り食堂」。この間借り食堂は、復興支援(これまでは木の屋石巻水産さんの復興をピンポイントで応援してきた)と交流のクロスイベント。ゆる〜い雰囲気の中で、木の屋石巻水産さんの「希望の缶詰」を食べたり、お買い上げいただいたりしてきた。

第3回目の今回は、木の屋さんが東京の拠点として展開されてきた「木の屋カフェ@下北沢」(スローコメディファクトリーの店舗内店舗)にお邪魔して開催した。実は、第3回のプランニングをし始めた時にはまったく分かっていなかったのだが、木の屋カフェは2011年12月末をもって閉店。木の屋石巻水産の松友さんらは、水産加工品メーカーとしての本来の業務にもっと近いところで復興に向けた動きをしていくらしい。ということで目黒区を出た「間借り食堂」が木の屋カフェで行う最初で最後のイベントとなった。

今回の間借り食堂は三部構成。
第一部が、木の屋さんパート。営業主任の鈴木さんに参加していただき、希望の缶詰のこと、震災から9か月経った木の屋さんの現状などお話しいただき、そのあとテーブルに着いてみなさんとフリートークをしていただいた。

また、被災と希望の缶詰のことを今一度理解していただくために7分ほどのDVDを上映し、そして中身の分からない「?缶」を開けて、みんなでいろいろ味を楽しんだ。これが盛り上がったなぁ。何が出てくるのか分からないというのは人を少しだけ興奮させるのだ。

第二部は、間借り食堂初の試みのライブ演奏!
アコースティックJAZZユニット「big★bow」のお二人に出演を依頼した。カッコええ〜っんだ彼らは。
ところがなんと!ウッドベースのDaiさんが体調を崩して入院。ギターのマーボー孤軍奮闘のライブとなった。

“ルート66”の替え歌“ルート東北道”で一挙に石巻にワープ! マーボーのオリジナル曲を中心に1時間熱唱&妄想話(笑)。途中、スコッチとビールを補給しながら突っ走ったライブ。Daiさん不在で、企画していた曲が成立しなかったりしたが、それでも大いに参加者を楽しませてくれた。Thanks, Marbo !!!

最後のパートは交流とお土産販売。女性陣の欠席が多くグレーな印象も否めない(苦笑)ところでしたが、ほちほちとゆるゆると交流していただけたのではないかと。



お土産販売は、被災後初の商品となる長須鯨の大和煮二種と石巻鯨カレー。

この大和煮は、木の屋石巻水産さんに直接注文することで手に入る。
木の屋石巻水産 電話(0225)23-1234


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