ひとつのなかにいろいろ。
差に目をとめるべきなのか。
同じだと感ずるべきなのか。
解釈が交錯している。
ただ佇んでいるだけなのに。
text : TAKAYAMA Nobuo
photo : TOMOOKA Takashi
2013/05/14 Tue.
ひとつのなかにいろいろ。
差に目をとめるべきなのか。
同じだと感ずるべきなのか。
解釈が交錯している。
ただ佇んでいるだけなのに。
text : TAKAYAMA Nobuo
photo : TOMOOKA Takashi
2013/05/13 Mon.
風になびいている。
思いがゆれている。
この空を共有する彼方のひと。
ちりぢりになったこころ。
いつかひろい集めてくれるだろうか。
text : TAKAYAMA Nobuo
photo : TOMOOKA Takashi
2013/05/10 Fri.
しめわすれた窓。
土のにおいをはこぶ風。
白いレースのカーテンが揺れる。
ピンクジンの火照り。
誰にも気づかれない時間。
text : TAKAYAMA Nobuo
photo : TOMOOKA Takashi
2013/05/09 Thu.
この美しさのむこう。
やみくもにかき分けて進む。
すんだ湖があらわれるのか。
蜘蛛の毒牙にからめとられてしまうのか。
答がわからぬほど足早になる。
text : TAKAYAMA Nobuo
photo : TOMOOKA Takashi
2013/05/08 Wed.
2013/05/07 Tue.
核心は閉ざされている。
ものごとは霞んでいる。
私が見ようとしていないのか。
誰かが隠そうとしているのか。
一陣の風よ吹け。
text : TAKAYAMA Nobuo
photo : TOMOOKA Takashi
2013/05/02 Thu.
花のくびかざり。
花弁の奥から悦楽の匂い。
あなたはもう逃れられない。
恍惚のなかに畏れが芽生える。
諦念という深いため息が洩れる。
text : TAKAYAMA Nobuo
photo : TOMOOKA Takashi
2013/05/01 Wed.
思い切りかぶいてしまへ。
尖ってしまうのだ。
やがて賞賛されるだろう。
意味もなく近寄ってくる輩がいるだろう。
屹立あるのみだ。
text : TAKAYAMA Nobuo
photo : TOMOOKA Takashi